2016年12月19日月曜日

ザリガニの脱皮

今年の夏からザリガニを飼っている。

別に飼うつもりはなかったのだが、一番下の子に付きあわされて近所の公園までザリガニを捕まえに行き、持って帰って来たら飼わざるを得なくなった。子供は自分で欲しがったくせに、世話はまったくしない。しょうがないので自分で世話をしていたら、いつの間にかそれが責務となってしまった。そんなわけで、今では私のザリガニになっている。

最初は4匹いたのだが、1匹は途中で死んだ。1つの水槽で飼っていたのでケンカして傷ついたらしい。何日かして、今度は体の一番小さい1匹が体の片側のハサミと脚を失っているのに気がついた。片側だけ脚がないため、体が傾いたままになっている。明らに他のザリガニのしわざだ。調べてみるとザリガニは攻撃性が強く、狭いところで一緒に飼うのは良くないらしい。それで傷ついた1匹を別の小さな水槽に隔離し、残りの2匹を大きめの水槽に入れた。エサのやり方も変えた。ご飯粒や煮干しをやるときは、1人前分の塊にして、それぞれのザリガニの目の前に落としてやることにした。こうすればエサの取り合いもなく、平和に暮らせる。それから、ザリガニらはケンカもせず穏便に暮らすようになった。

ハサミと脚を失った小さいザリガニはその後しばらく生きていたが、ある日水槽をのぞいてみると死骸となって横たわっていた。ついに死んだか、と思って割り箸で死骸を拾い上げると、驚くべきことにその傍らにザリガニがもう1匹いる。そこで初めてザリガニが死んだのではなく、脱皮したことに気づいた。早晩死ぬと思っていたザリガニは、思っていたよりもしぶとかったのだ。さらに驚くべきことに、ザリガニは数週間後にもう一度脱皮し、その頃には失ったハサミも脚もきれいに再生していた。

このザリガニにはもう一つ特筆すべきことがあって、なんと体が青みがかった透明なのである。最初に家に連れて帰ってきたときは普通の赤っぽい色だったのだが、飼っているうちにだんだんと青くなり、透き通った感じになってきた。エサに煮干ばかりあげているとそうなるという話も聞いたのだが、そもそも3匹いるザリガニには毎日同じエサを与えているのに、青くなったのは1匹だけだ。単純にエサだけでなく、個体の差もあるようだ。


この青いザリガニ、昨日3度目の脱皮をした。下の写真は脱いだ皮のほう。ほとんど完全なザリガニの形をしていて、水の中に漂っていると本物と勘違いしてしまう。


ザリガニ恐るべし。