2008年4月30日水曜日

Moon River

この曲を知ったのはつい5年くらい前のこと。いや、これだけ有名な曲だからそれ以前も聞き知ってはいたが、さして興味もなかったのでおぼろげで不定形な記憶がどこかの片隅に眠っているだけだった。それがたまたま『ティファニーで朝食を 』を観てオードリー・ヘプバーンの歌うムーンリバーが気に入り、そういやそういう曲もあったなと思い出したのだ。

CDを買おうとしたのだが、オードリー・ヘプバーンは歌手ではないからCDは映画のテーマソングを寄せ集めたようなものばかりでちゃんとしたものがない。だからサラ・ブライトマンのを買った。『La Luna』がそれで、一見するとムーンリバーは入っていないように見えるが、じつはちゃんと最後の曲の末尾に隠しトラックとして入っている。

で、しばらくサラ・ブライトマンを聴いていて、それはそれで満足していたのだけれど、そのうちに何か物足りない気がしてきて今度はアンディ・ウィリアムズのを買ってきた。だけどこっちはただのムード音楽にしか聴こえなくて受けつけなかった。

それで次にインターネットを探し回ったら、オードリーが歌ったムーンリバーのMP3が見つかった。ダウンロードして聴いてみると、今度はぴったりだった。映画から音源を取ったらしく、タイプライターを打つ音とかの背景音が入っていたりして、音自体は良くない。オードリー・ヘプバーン自身、歌手は本業どころか副業ですらないだろう。それでも、クリアな音源でプロ中のプロのサラ・ブライトマンが歌ったものよりもしっくりくるのだから不思議なものだ。

トルーマン・カポーティの『ティファニーで朝食を』はちょっと独特な雰囲気のある小説で、主人公のホリー・ゴライトリーは快活で奔放ながらも、どこかしら不安定で非現実的な感じのする女性だ。オードリーが歌うムーンリバーは、はっきり形を取っては現れないけれども、物語の基底にあるそうした微かな不安ともせつなさともつかぬ感情をすくい取って表現している。

インターネットからダウンロードしてきた、いささか怪しげなオードリーのMP3は今も持っていて、折に触れて聴く。聴くたびにいつも、胸がしめつけられるような気分になる。

2008年4月29日火曜日

ことはじめ

今日からここで書き始める。ブログの名前は「落花流水」に決めた。まず環境設定、それからロゴ画像に花の写真をアップロード、最後にスキンを選んで初期設定は完了。

CoolArchiveというところにlogo generatorというのがあったのでこんなロゴも作ってみたけど使うところがない。もったいなので、意味もなくここに貼っておく。



 今日は環境設定だけ。更新は明日から。