2022年5月8日日曜日

土地の調査

在宅勤務もすっかり板についてきたが、そうなるとダーチャのような別荘が欲しくなってきた。

ふだんは駅チカのマンションで快適に暮らし、週末や長い休み、もしくは気が向いたときにダーチャで過ごす。小ぶりな庭と菜園のある眺めの良い場所にタイニーハウスを建てて、春から秋にかけては平日でも自転車か電気自動車で通って、植物の世話をしたりリラックスして過ごしたりする。晴耕雨読の理想の生活だ。

それではということで、さっそくsuumoとかの不動産売買サイトで探してみたが、あまり良さそうなのがない。ところが先日、近所をサイクリングしていたところ、南向きの静かな場所に売地という看板を見つけたので検討してみることにした。この土地はネットには登録されておらず、看板に書いてある連絡先に直接電話するらしい。とはいえ、何も知らずに「土地を買いたいんですが」と電話したところでズブの素人に売るとも思えないので、【土地探しからの家づくり】土地購入前に絶対観て欲しい!!7つのチェック事項!!失敗しないための知識という動画を見て、勉強がてら土地をチェックしてみることにした。

 1. 資産性の確認

動画ではまず資産性を確認せよ、とのことだったので全国地価マップで相続税路線価を調べてみたところ路線価が出ていなかった。マップで見ると周辺には路線価が表示されているところもあるので、地図をスクロールしてあちこち見たところ、どうやら駅前とか大きな住宅街は路線価が表示されており、そこから離れたところは出ていないらしい。目的の土地はもともと昔からの農家が点在する田舎が都市化で侵食されて戸建てやアパートが増えてきたような場所で、まだ農地や雑木林がところどころに残っているような場所なので載ってないみたいだ。前年、前々年と見てみたがどちらもないので固定資産税のほうをみたところ、こちらは前年、前々年ともに路線価が出ていた(しかも前々年から前年にかけて値上がりしていた)。価格を見ると1平米あたり3万7千円。15分ほど歩いて駅近くまで行くと10万円を余裕で超えるので、駅チカから見るとざっと4分の1程度。思っていたよりかなり安い。実勢価格1平米あたり5万円として、1000万円あれば200平米、約60坪の土地が買える計算になる。

2. 危険性の確認

こちらも動画の説明にしたがって、まずハザードマップで調べてみた。まずハザードマップポータルサイトに行き、そこから重ねるハザードマップで目的の土地の住所を入れる。そうすると詳細な地図が開くので、そこで洪水、土砂災害、高潮、津内、道路防災情報と次々クリックして情報を重ねていくが、どれも該当せず一安心。最後に残った地形分類というのをクリックするとオレンジに着色されたが、これは危険性を表しているのではなく地形分類ごとに色分けしているだけなので問題ではない(そもそもすべての箇所が着色される)。ちなみに地形分類は台地・段丘とのこと。

動画では各県市町村のハザードマップも見たほうがいいということだったので、仙台市のハザードマップも調べてみる。こちらはハザードマップポータルサイトの「わがまちハザードマップ」で宮城県仙台市と入力すると、仙台市の各種ハザードマップへのリンクのリストが表示されるので、ひととおり見ていく。まず洪水ハザードマップのリンクをクリックすると、仙台防災ハザードマップのページが開くので、ここでさらに区ごとのマップを開く。中身を確認したところ、こちらでも洪水の危険はないとのこと。次は内水ハザードマップ。リンクをクリックすると、仙台市内水浸水想定区域図(内水ハザードマップ)のページが開くのでこちらも区ごとのマップで確認。結果、こちらもセーフ。ため池と高潮は項目はあるがリンクはない。ただどちらも大丈夫だろう。次は津波だがこちらは仙台市全体で1枚の図になっている模様。こちらも問題なし。その次、土砂災害はリンクを開くと洪水ハザードマップと同様、仙台防災ハザードマップが開く。これは先ほど確認済みなので問題なし。最後は地震防災・危険度マップ情報だが、こちらはリンクをクリックすると地震関連の複数のリンク一覧が開く。そこからもいろいろな情報があって若干複雑だが、ざっと調べてみたところ、揺れやすさ、地域の危険度、液状化いずれも該当せず。ということで、危険性に関してもかなりクリーンな場所らしいということがわかった。

3. 都市計画情報の確認

動画にはないのだが、一応見ておこうと思って仙台市都市計画情報インターネット提供サービスで確認したところ、なんと市街化調整区域だった。駅から歩いて20分弱のところなので当然、市街化区域かと思っていたが・・・地価が安いのもこれが理由だったんだろう。ということで調査はここまでであえなく終了。周りにいくつも住宅が建っているので、頑張れば家を建てられるのかもしれないが、そうだとしても労力も時間もかかるだろうし、将来的にいろいろ問題が起きるリスクもあるので断念。残念な結果になったが、ともあれ早まって電話とかしないでよかった。

2020年4月16日木曜日

初めての在宅出勤

ランニングから帰ってきてからシャワーを浴び、ゆっくりと朝食を食べてからおもむろにノートPCの電源を入れる。
洗濯機を回しながら仕事。息抜きに物干し。

* 適温のコーヒーがいつでも飲める
* 合間に植木の水やりや洗濯などちょっとした家事ができる
* 通勤時間が節約できる
* ワイシャツのクリーニング代が節約できる
* 子供らを監視できる
* 温かい昼ごはんが食べられる
* くつろいで仕事ができる
* 雨が降ってきたら洗濯物が取り込める
* ランニングができる(シャワーを浴びても直後から仕事開始可能)
* じっくり考えたいときに歩き回れる

2019年3月17日日曜日

長男がバイトで初めてお金を稼いできた

大学の入試に落ちた長男が生まれて始めてバイトに行ってお金を稼いできた。

冷蔵室に入って荷出しをする仕事。時給1,000円だが、高校生だと800円とのことで、5時間で合計4,000円。1日限りの単発のバイトなので今日でおしまい。ブラックバイトかもとか、ちょっと心配したが、職場の人たちは親切だったらしく楽しく仕事して帰ってきた。ただのバイトだが、感慨深いものがある。

2018年1月4日木曜日

manu coffee

連日、天神近辺に繰り出しているが、今度は manu coffee に行ってみた。

いくつか店舗があるらしいが、昨日行ったのは大名店。フレンチプレスを頼んだ。豆の選択を間違ったのか、あまり好きではない酸味のある浅い味。食べログなどの評価を見るとかなり評判が良いのだが、僕の好みではなかった。

2018年1月2日火曜日

billsのランチ

世界一の朝食という評判のbillsの福岡店に行ってきた。

full aussie breakfast を注文。有名なスクランブルドエッグはかき混ぜずプリンのように滑らかな仕上がりだが、あまり好みではなかった。正直なところ、ふつうに作ったほうがおいしいかな。ローストトマトとソーセージは意外にもエスニックな風味で、食べていると中華料理の羊肉串を思い出す。フェンネルのせいだろうか。一方、ガーリックマッシュルームとベーコンはオーソドックスな仕上がり。パンは適度に硬めで食べごたえがあっておいしい。

ということで、思ったよりもスパイシーな風味だった。おいしいことはおいしいが、飲料なしで(コーヒーも付かない)値段が2,000円近くするのは高いかな。

2018年1月1日月曜日

ひいらぎ

今年も正月は福岡に来ている。

ひいらぎという珈琲店が元日も午後から営業しているというので行ってみた。有名な老舗店らしい。地下鉄七隈線の桜坂駅からちょっと高級そうな住宅街の曲がりくねった道を5、6分ほど行くと、護国神社の裏手の広い道路に出る。そこを少し行ったところに店があった。

中に入ると左手に黒光りのする重厚な作りのカウンター席、右側にテーブル席があり、いかにも老舗の趣がある。カウンター席に座りブレンドコーヒーを注文する。器は選べるということで、近くにあった源右衛門を選択した。腰をおろしてちょっと落ち着くと、だんだん周囲が見えてくる。店内は小さな音量でバッハのチェンバロコンチェルトが流れている。ちょうど目の前でレコードプレーヤのターンテーブルが回っていて、LPレコードでかけていることに気づく。どうりでいかにも大時代的な演奏なわけだ。フルトヴェングラー指揮、ベルリン・フィルハーモニー演奏(実際そんなレコードがあるかどうかは知らないが)みたいな、いまどきの演奏会では聴くことのない重厚な演奏だが、個人的にはこういうのも好きだ。店内にはほかに本がまばらに置かれているが、多くは美術書のようだった。店主の趣味なのかもしれない。

で、肝心の珈琲の話だが、僕はブレンドコーヒー、妻はチーズケーキとブレンドコーヒーのセットメニューを注文。コーヒー単品が900円、セットが1500円なので安くはない。しかしコーヒーは香りが高く、美味しかった。チーズケーキも一口分けてもらったのだが、こちらも適度に酸味があり、コーヒーによく合う。

時間もあったし、ゆっくりしたかったのだが、カップが小ぶりなこともあってさっさと飲み干してしまった。次回はもう少しゆっくりしたい。

2017年5月2日火曜日

植え替えの季節

冬になると植物の活動は極端に遅くなる。葉を落としたブルーベリーはただの棒きれのようだし、ナナカマドも針金の切れっ端みたいになっている。まるで時間が止まったかのようだ。それが春の到来とともに蠢き始めたかと思うと、何日かして気づいた頃にはもう葉が生えている。その変わり身の速さは驚きというほかない。

今年のゴールデンウィークは10連休なのだが、子供らは5連休。その期間はどこの宿も満員か、予約が取れても値段がバカ高かったので、結局どこにも行かずにゆっくり過ごすことにした。ということで、植木屋に行っていろいろ新しい植物を買ってきては鉢に移しかえす作業をしている。ほかにも、オリーブやシマトネリコの植え替えもあり、大忙しだ。


写真はイタリアンパセリ。今年は去年に引き続きバジルも植えた。ハーブは他にオレガノ、ローズマリー、アップルミントもある。ゴールデンウィークは早くも5日過ぎてしまったが、残りの休みは遠出しないで浮いたお金で食材を買って、ハーブを使った料理でも食べて過ごしたい。

2017年2月26日日曜日

はまぐり堂

妻が行こうというので石巻の古民家カフェ、はまぐり堂に行ってきた。

石巻の市街地からやや離れた山あいの道を車で走らせていくと、カーブした道のわきにツリーハウスを頂いた樹が見えてくる。そのとなりに徒歩で下る細道があり、はまぐり堂という札が立っている。細道を降りても行けるようだが、そこから車道を道なりに進むと店の近くまで行ける。

店は蛤浜という海岸に面した高台というか、丘の中腹にある。浜には民家があったようだが津波で今はない。土台だけが残っていて、津波でさらわれていったことがひと目でわかる。浜には山が迫っていて、急な石の階段が上に延びている。10メートルくらい登ったところに民家が数軒肩を寄せ合うように建っていて、こちらは見たところ無傷なようだ。その中の1軒がはまぐり堂である。

階段を登って行っていくと、きちんと手入れされた日本家屋の前に出る。引き戸を開けて中に入り、靴を脱いで上がると、そこがそのまま喫茶室となっている。畳に座卓やちゃぶ台の席もあれば、板張りでテーブルと椅子の席もある。窓側にはカウンター席があり、眼下の浜と碧色の海の景色が開けていて気持ちが良い。

朝食を食べて2時間ほど、まだ食欲がなかったが、鹿カレーを注文してみた。鹿カレーとは鹿肉のカレーのことで、ビーフカレーのような感じだが牛肉ではなく鹿肉が入っている。しばらくすると木の器に盛られた鹿カレーが出てきた。こんな感じだ。


鹿肉はたぶん初めてだが、とても美味しい。何も言われなければふつうに美味しい牛肉だと思っただろう。食べきれなければ妻に食べてもらうということで注文したのだが、するすると完食してしまった。食後のコーヒーもうまい。街中のカフェとは違った趣きがあるし、静かで落ち着く。室内はきれいに手入れされていて、待っている時間も天井の梁や家財道具を眺めていると飽きない。仙台からちょっと遠いが、ランチを食べるためだけに来ても十分もとが取れる。
 

2017年2月13日月曜日

Panda Express に行ってきた

ラゾーナ川崎で昼ごはんを食べるところを探していたら Panda Express を発見。日本にも来ているとは知らなかった。というわけで、早速食べてみた。


注文するときは、まずおかずの品数を決める。ボウルだと1品、プレートだと2品、ビッグプレートだと3品おかずが選べる。このほかにサイドメニューとしてごはんやチャーハン、焼きそばが選べる。上の写真はプレートで、おかずはグリルドマンダリンチキンとブロッコリービーフ。サイドメニューは焼きそば。これで790円。量はたっぷりあるので、それを思えば安いかな。味はおいしいけど、本土の中国料理とは違った味。たぶんアメリカ風の中国料理だと思われる。

フォーチュンクッキーがついているのがこれまたアメリカ風。今日のお言葉は "A great day lies ahead in the not too distant future." とのこと。

2017年2月8日水曜日

至言

以下はずいぶん前にどこかで見かけた秀逸な文章。婚活コンサルの講演の言葉ということで、あまりにも良く書けているので写し取っておいたのだが、今となってはどこから拾って来たのかわからない。ただ「女子力とか仰ってる女性の」で検索するとあちこちヒットするので、わりと有名なのかもしれない。ひさしぶりに見たらやはりよく書けているので引用して残しておく。

女子力とか仰ってる女性の、何が大きな間違いかと申しますと・・・
女子力を磨くのは「女子」のうちにやっとかないと無駄ってことに尽きるんです。
幼少期から学生の間に、お稽古事や勉強をしっかりやっていれば
「女子力」がつきます。だけどいい歳になって「女子力磨き」なんてやっても、
それは「オバサンの厚化粧」と同じ意味なんですよね。

そんな無駄な努力をするよりも「良い歳のとり方」に力を注いだ方が、
よほど美しく生きられるんです。
アラサーにもなってネイルだエステだのと必死になっても、それは
内面の醜さを増すだけで、外見も、これは自己満足を楽しむ分には
宜しいのですが 男性諸氏には醜悪としか映りません。

昔着てた服を自分で上品にリフォームしてみるとか、派手な化粧をやめて、
自分の年齢を受け入れた自然なメイクを心掛けるとかした方が、
男性婚活者が結婚相手として認めてくれる可能性は格段に高くなるんです。

わかりますよ、みなさん私が古い考えなんじゃないかと思ってますよね?
しかしこれは婚活の現場で私が日々見ている最新の傾向なんです。
テレビや雑誌では、ほぼ真逆のことが言われてますけれども それは、
言っちゃ悪いですけど、商売のための宣伝広告であって、
婚活女性のためを考えたアドバイスじゃないんですよ。

「最新」とか「正しい」とかいう情報は現実の男性にあるのであって、
テレビや雑誌には無いんです。そういった事をよく考えて、
みなさんの婚活に対する姿勢を考え直してみてください。

あまりにも的確すぎて笑ってしまう。
 

2017年1月22日日曜日

How Google Works


日本の従来型ソフトウェア業界で働く者としてこの本を一言で言い表すとすれば、「IT土方と対極にある働き方」だ。

情報とインターネット接続、コンピューティング能力がタダ同然になった今、とびきり優れた"スマート・クリエイティブ"を集め、自由を与えて彼らのずばぬけた技術力と行動力を最大限に活用し、革新的なプロダクトや技術を次々に世に出すことで巨大な成功を収めることができる、というのがこの本の趣旨。言うまでもなくそれを実践しているのがGoogleというわけだ。

逆に言えば、従来型の企業はあまりにもスピードがのろく、組織が硬直化しすぎている。従来型企業の企業文化や価値観とGoogleを対比させると以下のようになるだろう。

1. マーケティング重視 vs プロダクト重視
従来型企業では営業とマーケティングが一番重要で、優れたプロダクトの開発は二の次だった。Googleは革新的なプロダクトを生み出すのが第1だ。
"古い世界では持てる時間の30%を優れたプロダクトの開発に、70%をそれがどれほどすばらしいプロダクトかを吹聴してまわるのに充てていた。それが新たな世界では逆転した。" (ジェフ・ベゾス)
"プロダクトラインの再検討を実施したところ、あるパターンが浮かび上がったのだ。優れたプロダクトはいずれも事業上の戦術ではなく、技術的要因によって成功を収めていたのに対し、それほど結果を挙げていないプロダクトはどれも技術的な個性を欠いていた。"
2. 計画と確実性重視 vs スピード重視、トライアンドエラー
従来型企業は計画重視、そして立てた計画を確実に遂行することに腐心した。Googleは計画よりもスピード重視だ。先にやってみてうまくいかなければ別のやり方を試す。そうして走りながら考える。
"劇的に優れたプロダクトを生み出すのに必要なのは巨大な組織ではなく、数えきれないほどの試行錯誤を繰り返すことだ。つまり成功やプロダクトの優位性を支えるのは、スピードなのだ。"
"すべてがコントロールできていると感じるのは、十分な速度が出ていないサインだ" (マリオ・アンドレッティ)

3. 整然とした管理機構 vs. カオス
従来型企業では、階層型の組織と業務プロセスが整備されており、組織の命令系統にしたがって正しい手順で業務を遂行する。Googleはそんな悠長なことはやってないし、そうすべきだとも思っていない。
"ヒエラルキー型の、業務プロセスの整った組織のメリットは、誰と話せばいいかが簡単にわかることだ。正しい組織図の正しいコマを見れば、話すべき相手の名前が書いてある。しかし、インターネットの世紀で成功するベンチャー企業の定常状態はカオスである。"
"事業は常に業務プロセスを上回るスピードで進化しなければならない。だからカオスこそが理想の状態だ。"
4. 漸進的 vs 革新的
Googleは小さな改善から始めない。最初から革新的なプロダクトをめざす。
"顧客の要望を聞いていたら、速い馬を探しに行っていただろう" (ヘンリー・フォードが言ったとされているが、おそらくそうではないらしい)。

この本はすばらしい本だが、実際のところ日本のIT土方型企業にとってはあまり実践的とはいえない。この本には、旧態依然の分厚い組織の中で、業務プロセスだのコンプライアンスだのに忙殺され、恐ろしく忙しく働いているのになぜか顧客価値を生み出す活動はほとんどできず、メンタル不調で一人また一人と人が抜けて行き、空疎でありきたりなビジョンにみんながうんざりしているような組織で成果を上げることについては、別な本を探してくる必要がある (もしあればだが)。